台本1 - セカウマEXPO2016
皆さま、歴史的な大嵐雪の中、それを乗り越えお越しいただきありがとうございます。
苦節10年、リサーチもいれると12年、人間のカラダを借りて40年、ついにこの日を迎えました。
うまい牡蠣を求めて世界中を旅した挙句、それは日本にありました。正しくは「世界一うまい牡蠣」になるであろう原石と漁場が。
それは九州の有明海。そこには世界中の主要な牡蠣の品種が棲息し、どこよりも海がキレイでおいしかったのです。
その理由は、様々ありますが、大きく3つ。
1、内海なのに大きく潮が引く干潟
2、山と海が近いから汚染水が流れ込みにくい
3、牡蠣はそもそもが干潟の生き物。干潟が理想の生息地
キレイでおいしい海・・干潟・・多様な品種・・それを知ってから10年。
なぜ10年もかかったのか。それは、単純にニーズから生産者まで・・新たな牡蠣食文化自体を創造せざるおえないプロジェクトだったからです。
さきほどの海・・牡蠣・・といった絶対条件に、それをちゃんとデザインして生産したり安全体制で出荷できる生産者・・それを活造りにできるなど、安全においしくたのしく提供dけきる「牡蠣あけ師」・・そしてなによりそのこだわりの牡蠣を楽しむことができる「食べる人」が欠かせない。
お金が循環しないと継続せず、当然、発展もないからです。
売れないものはつくれない。つくらないと売れない。そのジレンマを解消すべく、まずはありもしない理想の牡蠣を設定し、それを欲しがってくれる「食べる人」を創りました。
その過程で、そのありもしない「理想牡蠣」を理想的に提供できる「牡蠣あけ師」も育てました。
みな「理想牡蠣」を追い求めるようになる・・そのステージ(土台)を活かして、生産者を募りました・・が、結局、たったひとり・・しかも別の業界からの参戦でしたが、ついに創り手も誕生・・
そして、10年にも及ぶ「セカウマ=世界一うまい牡蠣を創ろう!プロジェクト」は、ここに「理想牡蠣」・・の卵を生み出すことに成功し、ここに第1段階の結実を迎えたのでありました。
そんな理想牡蠣=セカウマ・・僕に巻き込まれたセカウマ認定開発者とそのチームの血と涙の結晶であるその卵たちを本日は、皆さんに詳しい解説付きでご紹介したいと思います。
それではセカウマEXPO2016・・開幕です!
0コメント